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自己分析のやり方で悩む方へ「自己診断とか時間の無駄です。」
まずは自分の個性なんかを考えないと書けないと思うんだけど...
自己分析っていっても正直そんな分かりやすい個性なんて無くないですか。自分より明るい人や賢い人、どの分野でも自分より上の人なんていっぱいいるんですもの。
と、悩んでいた過去の私に伝えたい。秘伝の自己分析方法です。
自己分析の性格診断とかってよく大手就活サイトであったりしますよね。
もちろん体験でやってみるのはいいと思うんですけど、自己分析を確立させていくための手段として診断結果を活用しようと思っている方は要注意です。
というのも自己分析の診断結果がそのまま役に立つっていうことはありえないんです。
今回は、まず自己分析をする目的から順に紐解いて最短距離で内定に繋がる1つの方法をお話したいと思います。
Pointこのブログを読んだら
【内定に繋がる自己分析の方法が分かります】
というわけで【おすすめ職業診断:デザイナー・パイロット・弁護士・司法書士etc...】と診断されて途方に暮れていたにも関わらず、年収1000万企業への就職を勝ち取った私が解説していきます。
【結論】内定が出るように自己分析結果を導き出す
結論からいうと
自己分析を始める前に
「求められる人材像」を把握せよ!
よくある失敗として自己分析を考えているうちに、自己分析の目的が「自分を知ること」にシフトしてしまっていることがあるんです。
自己分析をする ⇨ 就活へ挑む
のではなく
求められる人材像を把握 ⇨ 共通する項目から自己診断を行うこと
どういうことかというと
自己分析のために自己診断サイトなんかを頼っちゃう人は、まず順番が逆なんです。
企業の求人情報をみたら大抵書いてありますよね。「弊社には○○な学生が向いています!!」って。
それなら○○に寄せられそうなエピソードが過去になかったかを逆算していくのがベストじゃないですか。
💡例えば「しっかりと粘り強く取り組める学生」が求められていたらアルバイトを3日で辞めた「判断の速さ・決断力の高さ」ではなく怒鳴る店長に耐えることで学んだ「忍耐力」が今も活きていますという風にエピソードの構成を組替えます。
これで自己分析は企業の求める人材像に合致した「忍耐力」をテーマとして広げていけるようになります。実際はアルバイトを3日で挫折していたとしても。
誰でもPRできるエピソードの1つや2つは探せば出てくるので、そこは安心して今までの自分の生き方を否定するようなことはしないで下さいね。
というわけで、まず結論からお話しました。
もう一度言うと、自己分析を始める前に「求められる人材像」を把握せよ!です。
ここからさらに内定から逆算して自己分析まで遡っていく方法を具体例を出しつつ深掘りしていきます。
内定のための自己分析&診断方法【簡単3ステップ】
上では「求められる人材像から逆算して自己診断を行おう」という話をしました。
自己分析なんていう抽象的な計算式を解くには、真っ白な用紙に式を書いていくより「求められてる人材像」という答えから解き方を導き出した方が簡単かつ安全です。
【内定】から逆算して自己分析を行う方法3ステップ➹
- 企業の求める人材像を把握する
- 自分の性格から共通点を導き出す
- 最後に語れるエピソードを構築
①企業の求める人材像を把握する
まずは受ける企業を決めます。(受けるべき企業の探し方については別の記事で解説します)
その企業の求人情報やHPをくまなくチェックして、どんな人材を求めているのかを把握します。
あまり情報が無ければ業界の傾向や会社訪問時に会った若手社員さんなどの雰囲気を参考にしても構いません。
ここで達成するのはたった1つ。
自己分析の方向性を導くキーワードを見つけること。
「求められる人材像」さえ分かれば就活の方針が決められます。
②自分の性格から共通点を導き出す
「求められる人材像」さえ分かったらあとはシャワーでも浴びながら考えるだけです。
例えば「素直で柔軟に情報を吸収していける学生」が求められていたとしたら
「素直」「柔軟」「情報を吸収する」がキーワードです。
このキーワードが決まって初めて自己分析を行うこと。
自分に素直な面はあったか。柔軟に物事を決められた経験は。
「情報を吸収」≒「学ぶ・勉強する」ですからエピソードとしては何にでも使えそうです。
「優柔不断なところがあるので最初は先輩方に素直に教えを請うて、まず精一杯に学んでいきたいと思います。(棒)」っていう言い回しだと「求められる人材像」そのまんまですよね。
③最後に語れるエピソードを構築
「求められる人材像」をもとに自己分析を行い、主張する強みや弱みが決まりました。
そして最後に自己分析を裏付けするエピソードを探します。
もし最初から「10年空手を続けた話を」とか「新しい学生団体を作った話を」とかエピソードを先に決めてしまっていると、一番大切な「求められる人材像」と合致しなくなる可能性があるのでオススメしません。
「10年空手を続けた話」≒「継続力」
「新しい学生団体を作った話」≒「リーダーシップ」
今回の求められる人材像は「素直で柔軟に情報を吸収していける学生」=「素直・柔軟・学習力」ですからあんまり合わないですよね。
上のキラキラしたエピソードより、今回は大学での研究やゼミの話の方がよっぽど「求められる人材像」に近いエピソードが作れます。
例えば「教授からの学びを応用してゼミに貢献した話」みたいな。
エピソード自体は小さいですが「目上の人から素直に学び、柔軟に対応した」っていう企業の心を掴む構成です。
企業がほしいのは凄い人じゃなくて企業に合う人です。
【まとめ】内定が出る自己分析方法とは
内定が出る自己分析方法とは「企業と合う部分を探す作業」といえます。
企業を見ずにただ自分と向き合って出てきた強みは自慢に過ぎないんですよね。
内定がほしいのなら内定を出してくれる企業の方を中心に置くことです。
自己分析をする ⇨ 就活へ挑む
のではなく
求められる人材像を把握 ⇨ 共通する項目から自己診断を行うこと
読んでいただけた方はこの意味を分かってもらえたことかと思います。
「自己診断とか時間の無駄です。」ってタイトルもあながち誇張ではありません。
自己分析というのは分析結果を伝える相手がいないと意味がないんです。
まず伝える相手が何を喜ぶのか見定められているかどうか。
つまり就活でいうと「求められる人材像」を想定すること。
これさえ知っていたら自己分析が内定を呼んできてくれます。
自己分析を始める前に
「求められる人材像」を把握せよ!
ほんと、これさえ知っていたらどれだけ楽だったか。。
過去の自分に伝えたい「内定から辿る自己分析の方法」の話でした。
【おまけ】成功者に共通する情報の学び方【9割知らない】
というわけで、自己分析や自分の強みなんかで悩んだ際には繰り返しこの記事を読んでいただけたらと思います。
情報は思い出せるようになって初めて価値を発揮しますから。
というのも
成功している人は10冊の本を1回読むより1冊の本を10回読み込みます。
ウォール街の有名な億トレーダー「ナシーム・ニコラス・タレブ」氏も言っている金言です。
10冊の本を1回読んで、1週間後に何が書いてあったか思い出せるのかっていう話です。
一夜漬けの勉強に意味がないのは知っているのに、一夜漬けの読書をしている人があまりに多いんです。
得た情報を本当に自分の武器にしたいなら、何度でも繰り返し同じ情報を得ることです。
成功している方は1冊の本を10回でも100回でも読み直します。
「人生のバイブル」とか「初心を忘れず」とか。反復できる人が成功します。
ね。「ことはるネット」なら無料で10回読めますから。損することもありませんよね。
もし、人生を「普通の人」で終えたくない方は是非この再読法を試してみると良いかと思いますよ。
それでは。